広島ドラ1常広「空回り」OKで合同自主トレへ 「いい焦り」はプラス「体と気持ちが上がってくる」

 広島のドラフト1位・常広羽也斗投手(22)が15日から廿日市市の大野練習場で始まる合同自主トレから調整ペースを加速させることを14日、明かした。同練習場で1週間行われた新人合同自主トレが無事に終了。先輩との合流を心待ちにしつつ、決意を新たにした。

 ドラ1の本領発揮はここからだ。常広はランニングを終え、少し赤くなった顔で合同自主トレへの決意を述べた。

 「ある程度ペースを上げて、状態を上げていけるように意識したい」

 15日から先輩たちとの練習が始まる。レベルの高いプレーを目にして、焦る気持ちも生まれることが予想されるが「いい焦りというか。空回りは全然していいと思っている。空回りして少しずつ体と気持ちが上がってくる」とプラスに捉える考えだ。

 8日から行われた新人合同自主トレがこの日終了。「きついメニューもあったが今は充実している」とプロとして上々のスタートを切った。その中で「もう大人なので自分でも考えて練習しないといけない」と油断はない。

 気持ちは高まっているが冷静さも忘れていない。ブルペン入りの時期を問われた右腕は「一番良い状態でステップアップしたい。全てを完璧にして次にいきたい」とペースを上げることを明言しながらも足元を見て調整を進めていく。

 13日に視察に訪れた新井監督からは「常広はさすが」と評価を受けるほど順調な仕上がりを見せている。「状態はいい」と充実した表情を浮かべた常広。さらにエンジンをかけ、アピールを続ける。

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