広島・床田寛樹投手（２８）が１７日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場で自主トレを公開した。

　昨年末から母校・中部学院大で調整を続け、この日はチームメートたちとキャッチボール、ノック、ダッシュなどで汗を流した。「大学を借りてみんな手伝ってくれたり、ウエートトレーニングをしたりして、いい時間が取れた。ここから状態を上げていければ」とキャンプを見据えた。

　昨季は２度の完封勝利を含め、チーム最多の１１勝をマーク。防御率はリーグ３位の２・１９で自身初の２桁勝利と規定投球回（１５６回）に到達した。勝利数、投球回、防御率でキャリアハイを残したシーズンを経て迎える今季。「今年ダメだったら（昨年が）たまたまだと見られる。今年の方が大事。しっかりいい結果を残せるように頑張りたい」と誓った。