山本浩二氏 黒田博樹氏は「かたくなに一人で投げ抜く、根性ある選手」 最多勝エピソードも披露 殿堂入り祝福スピーチ

 祝福スピーチをする山本浩二氏(代表撮影)
 山本浩二氏(右)と同氏のレリーフの前で談笑する黒田博樹氏(代表撮影)
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 野球殿堂博物館の表彰委員会は18日、今年の野球殿堂入りのメンバーを発表し、競技者表彰のプレーヤー表彰として、広島や米大リーグで活躍し、日米通算203勝を記録した黒田博樹氏(48)と、プロ野球歴代最多の通算3021試合に出場した元中日監督の谷繁元信氏(53)を選出した。特別表彰は長く審判員を務めた故谷村友一さんが選出された。

 ミスター赤ヘル・山本浩二氏(77)が18日、殿堂入り表彰式でゲストスピーカーとして、黒田氏に祝福のスピーチを行った。2001年から05年までの5年間、監督と選手の間柄で「かたくなに一人で投げ抜く、ガッツ、根性のある選手でした。本当に努力をしていたのをよく覚えています」と振り返った。

 その中で黒田氏が15勝を挙げ、最多勝に輝いた05年のエピソードを披露。「(黒田は)あと1勝で最多勝というところでリリーフ(登板)で勝ちを取りました」と当時を思い起こし「どれだけ本人は悔しかったと思うんですがその後のプラスになるという私の考えで強行したのを覚えています」と懐かしんだ。

 現在はテレビ中継の解説でも共演することがあり「これからも野球界のために頑張ってください」とエールを送った。

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