広島 人的補償の日高が広島初ブルペン 山本由伸似フォームから鋭い直球「感触は悪くなかった」
オリックス・西川龍馬外野手のFA移籍に伴い、人的補償としてオリックスから広島に移籍してきた日高暖己投手が25日、廿日市市の大野練習場で行われている合同自主トレに参加。広島に合流してから初のブルペン投球を行い、キャンプに向けてギアをまた一つ上げた。
右腕は3年目捕手の高木を立たせたままの状態で直球のみの投球。「流し程度に入ったんですけど、最初にしてはまあまあかなと思います。5割も投げてないですけど、傾斜を確かめました。感覚は悪くなかったので徐々に強度を上げていきたいと思います」と話した。
年明けに移籍が決定。引っ越しなど、せわしない日々を過ごした中、ブルペン入りは約2週間ぶりだったという。それでも山本由伸をほうふつとさせる投球フォームから放たれる直球は浮き上がるような鋭い軌道を描き、大器の片りんを披露。初めての広島でのキャンプに向けて「まずは慣れること。慣れながら自分の練習ができれば」と力を込めた。