広島 中村奨成、今季から外野手登録に キャンプは2軍スタート 「試合に出るために」

 外野手用グラブでノックを受ける中村奨(撮影・畠山賢大)
 ノックを受ける中村奨(撮影・畠山賢大)
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 広島の中村奨成捕手が今季、外野手として登録されることが25日、わかった。この日のスタッフ会議で春季キャンプの1、2軍メンバーを発表。1軍定着を目指す中村奨は、外野手枠で2軍からスタートすることとなった。

 中村奨は、広陵から出場した甲子園で1大会最多の6本塁打の記録をつくり、17年度ドラフト1位で入団。21年には自己最多39試合の出場で2本塁打。昨季は18試合出場に終わった。

 今季、背番号が「22」から「96」へと変更。オフには志願して鹿児島市内の最福寺で会沢、堂林、末包と護摩行に臨んだ。その際には、FAでオリックスへ移籍した西川の穴を埋めるべく、「試合に出るために今年は外野がメインになる」と外野一本勝負を明言。「守れて、走れて、打てる外野手になれるようにしっかり準備して挑みたい」と意気込んでいた。

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