広島キャンプ最多 斉藤ブルペン140球 黒田氏から助言「多く投げて良い感覚を覚えていきたい」
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「広島春季キャンプ」(6日、日南)
斉藤優汰投手(19)が今広島キャンプでチーム最多の140球をブルペンで投じた。後半は投球間隔が約10秒になるほどテンポよく投げ込んだ。「最初は制球が定まっていなかったが後半はある程度まとまってきた」と振り返った。
投げ込みには狙いがあった。「疲れが出てくる中で自然と下(半身)が使える状態で投げたかった」。先日は黒田球団アドバイザーから投げ込みの重要性を説かれ納得。「自分もあまり器用な方ではないので、多く投げて良い感覚を覚えていきたい」とレジェンドの金言を胸に進化を狙う。
熱投を最後まで見守った新井監督は「よく投げていましたね。素直に貪欲になってくれているので良いと思います」と評価した。高卒2年目となる今季。大きな期待を背に飛躍の道を突き進んでいく。