カープ大瀬良 術後初の本格ブルペン 捕手膝立ちで25球で血豆もプラス要素「指先の感覚は良い」

 「広島春季キャンプ」(7日、日南)

 広島・大瀬良大地投手(32)が昨年10月に受けた右肘手術後初となる本格的なブルペン投球を行った。「リハビリの過程でどれぐらい戻ってきているのかを見ながらやった。何より体が元気に終われたことが一番良かった」と頬を緩めた。

 捕手を膝立ちにし、ラプソードで回転数などを確認しながら25球を投じた。最後の1球は「ちょっと力を入れよう」と力強く腕を振り、この日最速の144キロを計測した。

 投球中には人さし指の内側に血豆ができたが、このアクシデントも本人にとってはプラス要素。「しっかりとボールの真ん中を押し込めている証拠。思っているよりも腕が振れているんだなと捉えています。指先の感覚は良い」と充実の表情を浮かべた。

 1軍キャンプに帯同しているが、別メニューでの調整が続いている。「少しずつみんなと同じメニューをこなせるようになってきた。順調にいって日が進めば、競争の輪にも入っていけると思うので、まずは一日一日を大切に過ごしたい」。ローテの一員として期待される右腕が、復活への階段を一歩ずつ登っていく。

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