広島・斉藤 最速151キロ「自分のストレートの強さは出せたと思う」 紅白戦2回1失点、新井監督「良かったと」
「広島紅白戦、白組2-6紅組」(11日、天福球場)
広島の高卒2年目の斉藤優汰投手(20)が先発し、2回2安打1失点(自責0)。最速は151キロをマークし、「自分のストレートの強さは出せたと思う。アピールできたかな」と自己評価した。
初回は先頭・久保にいきなり四球を与えたが、結果的に無失点。2死走者なしで対峙(たいじ)した主軸の坂倉には内角の直球で押し込み、三ゴロに封じた。「自分でもいいなと思った球はファウルを取れたり、差し込めたりした部分はあった。そういう球を出せる確率を上げていきたい」と前を向く。
二回は適時失策で1点を失ったものの、大崩れすることはなかった。新井監督は同じく先発した高卒2年目の日高とともに、「2人とも良かったと思いますよ。ブルペンで練習していることをマウンドで出せていたと思いますし、逆にブルペンより良かったと思う。本人たちも手応えがあるんじゃないですかね」と満足げな表情を浮かべた。
13日に打ち上げる1軍日南キャンプも最終盤。プロ初登板を目指し、沖縄キャンプでもアピールを続ける。