広島・田村俊介が今季チーム1号の先制2ラン 新井監督は鈴木誠也の成長曲線に重ね合わせ「二段飛ばし、三段飛ばしでね」

 1回、右中間に先制2ランを放つ田村(撮影・山口登)
 1回、右中間に先制2ランを放ち生還する田村(撮影・山口登)
 1回、先制2ランを放ちナインの出迎えに笑顔を見せる田村(撮影・山口登)
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 「練習試合、広島4-0ロッテ」(17日、コザしんきんスタジアム)

 広島の田村俊介外野手(20)が今季初の対外試合の初スイングで先制2ランを放ち、4打数1安打2打点、1本塁打の活躍を見せた。

 「4番・右翼」で出場。初回2死一塁で打席へ。1ボール1ストライクからロッテ先発・東條の直球を振り抜くと打球は右翼スタンドへ着弾した。強烈なアピールに成功した若武者は「しっかりとしたスイングの中でホームランが出たので、良いスタートが切れたと思います」と爽やかに振り返った。

 しかしその後の3打席では無安打。「ホームラン後から調子が悪くなってしまったのでこれから修正していきたいと思います」と反省も忘れなかった。

 新井監督も「ナイスバッティングでした」と高評価。急成長を見せる3年目を米大リーグ・カブスの鈴木誠也に重ね合わせ「若い選手はパンっと跳ね上がる。誠也みたいに。一歩ずつと思っても二段飛ばし、三段飛ばしでね。そういう可能性を秘めている」と無限の可能性に期待を寄せた。

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