広島 阪神の強力投手陣を打てず完封負け 先発・斉藤は3回6安打1失点の粘投
「練習試合、広島0-4阪神」(18日、コザしんきんスタジアム)
広島が阪神に完封負けし、今季対外試合初黒星を喫した。
先発の斉藤優汰投手(19)は3回6安打1失点の粘投。初回にいきなり無死二、三塁のピンチを招くと、3番・糸原の三ゴロの間に先制点を献上。その後も2死満塁と窮地は続いたが、小幡を左飛に打ち取った。
二回以降も3四球を与えるなど、制球に苦しむ場面もあったが、1失点でしのいだ。斉藤は「結果は1失点だったんですが、それ以上に内容が良くなかった。また練習を積んでいって今日出た課題をなくしていきたい」と先を見据えた。
四回からは森翔平投手(26)が登板。五回に無死二、三塁から坂本に2点適時二塁打を浴びるなど、3回6安打2失点で降板となった。
打線は四回に「4番・一塁」で出場した堂林翔太内野手(32)がチーム初安打となる二塁打を右翼線へ放つも、後続が続かず無得点。その後も阪神の強力投手陣に封じられ、3安打で完封負けとなった。