広島・新井監督 3安打完封負けも「内容の濃い1日だった」先発・斉藤の粘りも評価
「練習試合、広島0-4阪神」(18日、コザしんきんスタジアム)
広島は阪神投手陣の前に、3安打完封負け。相手の先発・村上から才木、桐敷、湯浅ら1軍クラスの継投の前に得点は奪えなかったが、新井貴浩監督(47)は若手野手陣が示したアプローチを収穫と捉えた。先発して3回6安打1失点だった高卒2年目・斉藤の粘りも評価。主な一問一答は以下の通り。
-斉藤は粘った。
「6安打3四球で1点で抑えるわけだから。タイガースも1軍で実績のある打者が並ぶ中、彼にとってはすごくいい経験、勉強になった1日だったと思います」
-打者陣は。
「3安打だけど内容の濃い1日だったと思いますね。タイガースも村上が先発して1軍で投げている投手が、けっこう投げて来た。そういう中で若い選手が『どういう反応をするかな?』って見ていたけど、こっちが思っていた以上に、みんないい反応をしていた」
-九回2死では中村貴が湯浅の前に左飛に倒れたが10球投げさせた。
「結果的に左飛だけど、追い込まれながらフォークをカットして、真っすぐを(近くのポイントに)寄せてすごく内容のある打席だったと思う」
-レイノルズが欠場。
「(打撃)練習中にちょっと左(肩付近)に違和感で。だから病院に行っている。でも大したことはないということなので、大事を取って」
-フォーム変更に取り組む塹江が七回に登板して1回無失点。
「見ていても、落ち着いている。先頭打者に四球を出しても、全然動じていない。今までの塹江とは違うなと。それだけ新しいフォームに自信を持っているのかなと思いました」