広島はDeNAに惜敗 ルーキー2投手が対外試合無失点デビュー 4年目二俣が2本の二塁打で猛アピール
「練習試合、広島1-2DeNA」(21日、コザしんきんスタジアム)
広島がDeNAに惜敗し、対外試合2連敗となった。
先発のアドゥワ誠投手(25)は3回4安打1失点の粘投。初回1死から関根に安打を浴びるも後続を断ち、無失点で立ち上がる。二回はわずか5球で三者凡退。三回に関根に適時打を浴び、先制点を献上するもその後のピンチではオースティン、牧を打ち取り最少失点でしのいだ。今季から先発に転向する右腕が存在感を示した。
四回からはドラフト2位・高太一投手(22)=大商大=が登板。1回0/3を投げ、2四球を与えるも無失点だった。七回には同3位・滝田一希(22)=星槎道都大=も登板。先頭から2者連続で四球を与えるも併殺打などでこちらも対外試合無失点デビューとなった。
打線は1点ビハインドの四回1死二塁から「7番・三塁」で出場した二俣翔一内野手(21)がこの日2本目となる二塁打を放ち、同点に。二俣は3打数2安打1打点の活躍だった。
六回に1点を勝ち越され、そのまま敗れたカープ。敗戦の中でも若武者たちが光を放った。