広島 1軍生き残りへ4年目の二俣が2本の二塁打「一日一日、食らい付いていく」

 4回、二俣は左翼へタイムリー二塁打を放つ(撮影・市尻達拡)
 4回、二俣は左翼へタイムリー二塁打を放つ(撮影・市尻達拡)
2回、左翼へ二塁打を放った二俣(撮影・市尻達拡)
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 「練習試合、広島1-2DeNA」(21日、コザしんきんスタジアム)

 今季4年目の広島・二俣翔一内野手(21)が2安打1打点と躍動した。

 二回2死で森唯の初球カットボールに泳ぎながら、左翼手の頭上を越える二塁打。四回1死二塁では上茶谷の直球を捉えて、再び左翼へ二塁打とした。

 好結果に結びついたのは藤井ヘッドコーチからの助言。20日の練習で「『(バットの)ヘッドを使った打撃をした方が強い打球がいく。フリー打撃で、遊び感覚で打て』と言われた」。助言通り、この日はバットのヘッドを投手側へ揺らしながら構えて早速、快音につなげた。

 「打球スピードも変わってきた。体が固まらずヘッドを常に動かしたまま振れたし、左翼方向に飛んだことが良かった。一日一日、食らい付いていく思いでやっています」。必死にアピールを続けていく。

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