広島 ドラ2高とドラ3滝田のルーキーコンビが揃って0封デビュー 高「もっとゾーンへ強い球を」

 初の対外試合登板で好投した高(撮影・市尻達拡)
 対外試合初登板で力投した滝田(撮影・市尻達拡)
 対外試合初登板で好投し充実感をにじませる滝田(撮影・市尻達拡)
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 「練習試合、広島1-2DeNA」(21日、コザしんきんスタジアム)

 広島のドラフト2位・高太一投手(22)=大商大=と同3位・滝田一希投手(22)=星槎道都大=がプロ入り後初の対外試合に登板し、ともに0封デビューを飾った。

 高は四回に2番手としてマウンドへ。先頭の広陵の先輩・佐野へは制球が定まらず四球を与えるも後続を断ち、無失点で切り抜けた。五回もマウンドに上がり、先頭に四球を与え、交代。新井監督はこのタイミングでの交代を「塹江をイニングの合間でマウンドに上げたかった」と説明し、プラン通りだったことを明かした。1回0/3を投げ、無安打無失点の内容だった。

 滝田は5番手として七回に登板。先頭から2者連続で四球を与える苦しいスタートも、併殺打と二飛で無失点。ルーキーの粘投に球場からは大きな拍手が送られた。

 高は投球を振り返り「緊張しました。0に終われて良かった。次の登板機会があれば、もっとゾーンへ強い球を投げてどんな球種でも(ストライクを)取れるんだぞというのを見せていきたい」と意気込んだ。滝田も「マウンドに行ったら自然と体が緊張した」と振り返り「もっとレベルを上げていかないといけない。今日の1試合は今後につながるのかなと思います」と先を見据えた。

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