広島 新井監督は2回6失点の斉藤に「彼の場合は勉強」1イニング目に51球でトレーナー駆け寄るも続投 理由を説明

 ベンチから戦況を見つめる新井監督(撮影・市尻達拡)
 4回、斉藤は佐々木に三塁内野安打を許すものの気持ちを切り替えるしぐさをみせる(撮影・市尻達拡)
 先発で2回3安打2失点だったハッチ(撮影・佐藤厚)
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 「オープン戦、広島1-10巨人」(24日、コザしんきんスタジアム)

 前日の中日戦で大勝していた広島が、一転して大敗を喫した。

 先発した新外国人のハッチは2回3安打2失点(自責0)。二回に失策で出塁を許し、佐々木に先制適時打を浴びるなど2点を失った。2番手・斉藤は2回を7安打6失点。制球を乱して1イニング目だけで51球費やす苦しい投球となった。

 目立ったのは3番手・森浦で、五回から登板すると2回無安打無失点のパーフェクト投球。六回は門脇、秋広、岸田から全てチェンジアップで3者連続三振を奪った。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

 -ハッチの投球は。

「マウンドに上がれたことが、収穫じゃないですか。球自体は強い球を投げていたと思います」

 -走者を置いての投球は。

 「その辺りは投手コーチが言っているし、本人が走者をランナー出してクイックの重要性を経験できたんじゃないかな」

 -斉藤について。

 「抑えても打たれても彼の場合は勉強。話を聞いても、緊張しましたと言っていたし、きょうの経験をあしたからの練習につなげてもらいたいと思うよね。2イニング目はテンポも良かったんじゃないかと思います」

 -1イニング目で51球を費やした。交代の選択肢は。

 「なかったね。本来3イニングの予定だった。球数が、かさんだので。まぁでも、あのまま降りても本人が(自身の投球に)納得いかないと思うし、もう1回いって代わろうと」

 -森浦が好投。プロに入って被打率の高かった左打者も封じた。

 「そこら辺も、いい感触、手応えをつかんだと思います。良かったね、森浦。次につなげてもらいたい。ナイスピッチングだった」

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