広島 中村奨成がオープン戦初安打となる適時打 ベンチへガッツポーズ 外野のレギュラー争いでアピール成功
「オープン戦、日本ハム-広島」(25日、タピックスタジアム名護)
広島の中村奨成外野手が今季のオープン戦初安打となる適時打を放った。沖縄キャンプ期間中の最終ゲームでアピールに成功した。
1点を先制した直後の五回2死一、三塁から山本拓が投じた129キロのスライダーをコンタクト。鋭いライナー性の打球は遊撃の頭上を越し、左前への適時打となった。一塁上でベンチに向かって右拳を突き出し、ガッツポーズを繰り出した中村奨。三塁ベンチ上に陣取るカープファンも大きく沸き立った。
この日は2打席目まで広陵の先輩でもある上原の前に凡退していたが、3打席目で結果を出した。今キャンプでは2軍スタートだったものの、第2クールから1軍に合流。熾烈(しれつ)な外野のレギュラー争いに加わり、奮闘を続けている。