広島・森下 「全球種をしっかり試したい」3・1楽天戦で今季初実戦 「今までやってきたことを継続して」
広島・森下暢仁投手(26)が1日・楽天戦(倉敷)で初実戦に臨む。先発予定で「全球種をしっかり試したいと思う」とテーマを28日、掲げた。
日南、沖縄と続いたキャンプは無事に完走し「今のところは順調」と状態面に不安はない。初めてシート打撃に登板した20日は、打者8人に対して被安打1。新たに習得を目指すスライダーも1球だけ投げて、手応えをつかんでいた。自身が求めるのは現状の持ち球を高水準に持っていくこと。開幕までの残り1カ月で精度を高める。
違うユニホームの打者相手に腕を振るのは今春初めてになる。「イニングや準備だったり、最初は慣れというか試合勘みたいなところになってくる。それを徐々にどうやっていくか」と一つ一つ確認作業を施す構え。「今までやってきたことを継続してできたら」と抜かりなく仕上げていく。