広島・新井監督が若鯉のアピールに満足げ「確実に成長」ベテラン・秋山には「さすがのパフォーマンス」

 選手交代を告げた新井監督(撮影・市尻達拡)
 4回、中前打を放った秋山(撮影・市尻達拡)
 9回、左翼へ適時二塁打を放った中村健(撮影・市尻達拡)
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 「オープン戦、楽天2-4広島」(1日、倉敷マスカットスタジアム)

 広島は主力と若手がそれぞれ結果を残し、白星を収めた。今季初実戦に臨んだ先発・森下は3回2安打無失点。二回は2死満塁のピンチを無失点でしのぎ、初回と三回は三者凡退に片付けた。

 昨秋に右膝を手術した秋山は「5番・左翼」でオープン戦初出場。1安打1盗塁と健在ぶりを見せた。また、小園が右越えソロを含む3安打と躍動。初回に右中間二塁打、三回は内野安打と、自慢のバットで存在感が際立った。試合は同点の九回、1軍生き残りを目指す中村健、久保の連続適時打で勝ち越し。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

 ◇  ◇

 -森下の投球は。

 「ナイスピッチングでしょう。何も問題ないと思います」

 -術後の昨年とは違って、いい調整ができている。

 「昨年は術後というのもあったので、自分でも慎重に。怖さもあったと思うけど、今年はキャンプのブルペンからすごくいい球を投げている。あとは彼の開幕に向けて調整していくだけだと思っています」

 -秋山はオープン戦初出場で、しっかりと結果を残した。

 「さすがのパフォーマンス。プレーが終わった後も、全く問題ないということなので。やっぱりさすがだなと」

 -きょうは左翼の守備に就いたが。

 「そこはいろいろと、考えながらになってくると思います」

 -同点の9回は若手が躍動。

 「いいね、(中村)健人。(久保)修。状況的にも同点の場面で、2死から1点がほしいというところでよく打ったと思います。修もナイススイング。若い選手のアピールはうれしいし、みんな確実に成長していると思います」

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