広島・秋山 オープン戦初出場でいきなり1安打&1盗塁 「悪くない入り。体も動いていた」
「オープン戦、楽天2-4広島」(1日、倉敷マスカットスタジアム)
頼れるベテランが元気にグラウンドを駆け抜けた。秋山翔吾外野手(35)がオープン戦初出場で1安打1盗塁。「(2軍キャンプで)調整を任されてきたという部分で、緊張感は多少あった。そういう意味では、悪くない入りだった。体も動いていた」と納得顔を見せた。
二回先頭で早川の4球目を中飛。「内容は悪くない」と話した通り、もう少しで中前に落ちる打球だった。続く四回先頭では2球目をはじき返して中前打。その後、2死一塁での坂倉の3球目で二盗を成功させた。坂倉の左前適時打では一気に本塁へ生還。バットと走塁で健在ぶりを示した。
昨年10月31日に右膝を手術した影響でキャンプは2軍スタートとなったが、回復ぶりは順調そのもの。1軍生き残りを目指す若手たちのアピールも直接、目にして「いい刺激をもらって試合ができて良かった」と汗を拭った。