広島が逆転勝ち 九回に林、高木が適時打 若手の活躍に新井監督もニッコリ
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「オープン戦、楽天2-3広島」(3日、倉敷マスカットスタジアム)
広島は九回に3点を奪い逆転勝ちした。
八回まで無得点だったが、九回は先頭宇草の安打をきっかけに林、高木の適時打で逆転。若手のアピールに、新井監督からも笑みがこぼれた。
先発はオープン戦2度目の登板となった、ハッチ。直球主体の投球で相手打者を押し込み、2回を無安打無失点と上々の内容を披露し、右腕は「非常にいい感覚で登板できた」と笑顔だった。
2番手で三回から登板した黒原も好投。四回は浅村、島内と相手の中軸を連続で見逃し三振に斬るなど、4回2安打3奪三振で無失点。これで今春の対外試合は3試合で計10イニング連続無失点と開幕ローテ入りへ、また一つ前進した。
試合は0-0の八回、4番手で登板した内間が自らの暴投で先制点を献上すると、制球が定まらずイニング途中で降板。代わって2死満塁からマウンドに上がった塹江も押し出し球を与えて2点目を失った。