広島が引き分け挟んで2連敗 本拠地初登板のハッチが3回1失点 シャイナーがオープン戦19打席目で待望の“来日初安打”

 先発し力投するハッチ(撮影・市尻達拡)
 オープン戦初安打を放ったシャイナーは会沢や新井監督から笑顔で出迎えられる(撮影・市尻達拡)
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 「オープン戦、広島0-3中日」(10日、マツダスタジアム)

 広島が引き分けを挟んでオープン戦2連敗となった。

 先発のハッチは本拠地初登板。初回、菊池の失策などで無死一、三塁のピンチを招き、3番・ディカーソンに左前へ先制適時打を許す。しかしここから踏ん張る。4番・中田を中飛に打ち取ると、続く細川、石川昂は空振り三振。最少失点で切り抜けた。

 二、三回も安打を浴び、走者を背負うも最速151キロを計測した直球を軸に、得点は許さず。3回4安打1失点、2奪三振で降板となった。

 2番手は河野。四回は三者凡退で片付け、五回も簡単に2死までいくも、ディカーソンに右越えソロを浴び、追加点を許した。

 打線では、ついにこの男のバットから快音が響いた。「6番・一塁」でスタメンのシャイナーが二回2死から、中日先発・大野の直球を捉え、右中間への二塁打。ベンチに戻る際はナインとハイタッチを交わし、笑みもこぼれた。試合前まで18打数無安打だった新助っ人がついに“来日初安打”をマークした。

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