広島が快勝 投打に大収穫!22年度ドラ1・斉藤が凱旋登板で圧巻投球 大瀬良も順調 堂林とレイノルズに一発

 4回、帽子を飛ばしながら力投する斉藤(撮影・中島達哉)
 2回、ナインに迎えられる堂林(撮影・中島達哉)
 3回、ナインに迎えられるレイノルズ(中央)=撮影・中島達哉
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 「オープン戦、日本ハム1-6広島」(13日、エスコンフィールド)

 投打がかみ合った広島が快勝した。

 先発・大瀬良は3回を無安打無失点。2つの四球を与えたものの、今春初の対外試合登板で、さすがの投球を見せた。最速151キロの直球には球威があり、フォークやカーブも有効活用して投球を組み立てた。そして2番手で四回からマウンドに上がった斉藤が、2回無失点と圧巻の投球を披露した。

 先頭の野村は152キロで二ゴロ。続くマルティネスの2球目には156キロを計測し、最後は152キロ直球で見逃し三振に斬ると、万波は151キロ直球で捕邪飛に片付けた。五回は先頭・レイエスに四球を与えたが、若林を三振に仕留めてレイエスは盗塁死。進藤も152キロ直球で空振り三振にねじ伏せた。

 北海道・苫小牧中央高から22年度ドラフト1位で入団した右腕にとっては、この日が初の凱旋登板。投じた29球のうち15球が150キロ以上を計測したように、うなりを上げる剛速球に、スタンドのファンからは大きな歓声が注がれた。

 打線は二回先頭で5番・堂林が先制ソロ。三回2死一塁では3試合続けて4番に入った新外国人のレイノルズに2ランが飛び出した。ともにオープン戦初アーチで、中軸として期待される右打者たちがそろって結果を出した。

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