広島が開幕カード相手・DeNAに快勝 2戦目先発予定の森下は3回2安打無失点 新助っ人・シャイナーはオープン戦初マルチ

 試合が終わり新井監督(左)は森下とタッチを交わす(撮影・市尻達拡)
 5回、菊池の左前タイムリーで生還したシャイナーはナインとタッチを交わす(撮影・市尻達拡)
 9回、栗林は二塁へのけん制で東妻(左)をタッチアウトにする(撮影・市尻達拡)
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 「オープン戦、広島3-2DeNA」(16日、マツダスタジアム)

 広島が開幕カードの相手であるDeNAに快勝した。

 先発は開幕2戦目の登板が有力視されている森下。“前哨戦”となるマウンドは3回2安打無失点の好投だった。

 初回に1死から林に中前打を浴びるも無失点で発進。二回は10球で三者凡退に封じ、三回は2死から度会に安打を浴びるも、林から空振り三振を奪い、マウンドを降りた。予定だった五回or80球程度を満たさず降板。その理由を新井監督から三回終わりに「開幕カードだし、もういいんじゃないか」と“合格点”を言い渡されたからだと明かし、アクシデントは否定。降板後に屋内練習場で30球の投球練習を行った。

 1点差の九回に登板した栗林は、いきなり連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、後続を抑えた。

 打線は2点ビハインドの五回。1死からシャイナーがこの2本目の安打となる左越え二塁打を放つと、続く菊池も適時二塁打をマークし、1点差に。シャイナーはオープン戦初の複数安打。試合前まで28打数2安打で打率・071だったが、ここに来て快音が生まれ始めた。

 六回は1死一、三塁から秋山の併殺崩れの間に同点に。八回は2死から二俣が森原の直球を捉え、フェンス直撃の二塁打。失策が絡み三塁まで進塁すると、田村の打席で森原が暴投。二俣が勝ち越しのホームを踏んだ。

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