広島 秋山が5年ぶりに古巣ベルーナドームでプレーへ 左翼で出場見込み「一生懸命プレーできたら」
広島・秋山翔吾外野手(35)が18日、左翼守備で古巣のファンに健在ぶりを示すことに意気込んだ。19日からは西武時代の本拠地・ベルーナドームで2連戦。同球場でプレーするのは2019年以来5年ぶりで「一生懸命プレーできたら」と口元を引き締めた。
オープン戦10試合の出場のうち、左翼でのスタメンは5試合。本職の中堅とは打球の伸び方、ポジショニング、見え方も異なってくる。「センターは慣れた部分もありますが、またレフトをやる時は別物かなと感じる。交流戦前にやれるのはプラスかなと思う」。今季は6月にベルーナドームで交流戦が組まれており、公式戦を戦う舞台での実戦を最大限、生かす。
プロ入り後、ベルーナドームの左翼守備に就いた機会はない。同球場は左翼スタンドに、ホーム球団のファンが陣取る構図。19日からのカードも左翼で先発出場の可能性が高い。「すごく見られているな、という感じはすると思う。『今の現状がこれだ』というのを感じてもらったり『こういうところで頑張っています』というのはプレーをして、知ってもらえたら」と懸命に白球を追いながらグラウンドに立ち、シーズンへの仕上げに入っていく。