広島 秋山が5年ぶりに古巣本拠地・ベルーナドームでプレー「あんな近くで西武ファンの応援を聞いたのは初めて」古巣ファンからは温かい拍手も

 7回無死、フェンス直撃の二塁打を放つ秋山
 7回、左越え二塁打を放った秋山(撮影・園田高夫)
 試合前、松井監督と言葉をかわす秋山(左)=撮影・園田高夫
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 「オープン戦、西武3-1広島」(19日、ベルーナドーム)

 広島の秋山翔吾外野手が5年ぶりにベルーナドームでプレーした。同学年で元チームメートの西武・増田撃ちで今季のオープン戦自身初の長打をマークした。

 七回先頭での3打席目で増田と対峙(たいじ)。外角スライダーをたたいて、左翼フェンス直撃の二塁打とした。9年間をすごした同球場で久々のプレー。「打席に立ったときの景色はやっぱり変わらないので。それはすごく気持ち良く入れたなというところはありました」と振り返った秋山は、同学年の増田撃ちについて「同級生で一緒にやっていて、あの空間で一緒に野球やるというのはないですから。そういう意味ではちょっと、何となく感慨深いというか」としみじみと話した。

 初回に左翼の守備位置に就いた際には左翼スタンドに陣取る西武にファンに帽子をとって頭を下げた。「あんな近くで西武ファンの応援を聞いたのは初めてだった。そういうのは今までと違うなと思いました」。西武ファンからは温かい拍手が注がれた中、守備機会を難なくこなしていった。

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