広島は攻撃陣に収穫 田村がOP戦トップタイの3号逆転2ラン 大瀬良は四回途中3失点

 7回、右越え2ランを放った田村(撮影・園田高夫)
 4回途中でマウンドを降りる大瀬良(左)=撮影・園田高夫
 7回、代打・秋山が中前打を放つ(撮影・園田高夫)
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 「オープン戦、西武6-5広島」(20日、ベルーナドーム)

 広島は西武に競り負けたものの、2桁安打を放つなど攻撃陣が結果を出した。

 特に目立ったのは途中出場の広島・田村俊介外野手(20)だ。1点を追う七回無死一塁。ボー・タカハシの初球、内角高めボール気味の144キロを力強く振り抜くと、打球は右翼ポール際へ吸い込まれた。14日・日本ハム戦で2打席連続本塁打を放って以来の一発は逆転2ランとなり、オープン戦トップタイの3号。期待の成長株が自慢のバットで存在感を示した。

 開幕ローテ入りが決まっている先発・大瀬良は3回0/3を4安打3失点。三回は不運な当たりからピンチを招いて栗山、アギラーに連続適時打を浴びたが、76球を投げられた点をプラスに捉えた。

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