広島 オープン戦最終戦で育成2人が登板 育成ドラ1・杉田&17年12勝の岡田がともに1回無失点の好投で支配下昇格アピール
「オープン戦、広島-ソフトバンク」(24日、マツダスタジアム)
広島はオープン戦最終戦で育成投手2人が登板した。育成ドラフト1位・杉田健投手(日大国際関係学部)は1回1安打無失点。育成の岡田明丈投手も1回無安打無失点の好投を見せ、支配下昇格へアピールした。
杉田は2点リードの五回から3番手として登板。先頭・栗原に右前打を食らったものの、ウォーカーを三ゴロ、甲斐を空振り三振、牧原大を二ゴロに仕留めた。右腕はオープン戦4戦目の登板。19日・西武戦では決勝弾を浴びていたが、立て直してきた。
杉田の後を受ける形でマウンドに上がった岡田は周東、中村晃、三森を三者凡退。右肘手術の影響などで20年から1軍登板のなかったが、20日・西武戦で約4年ぶりに1軍登板を果たし、1回3安打1失点。得点を与えたものの、最速は151キロをマークし、復活へののろしを上げていた。