広島がOP戦を快勝で締める 大卒2年目の久保が2安打1打点 先発のアドゥワは3回無失点の万全投球
「オープン戦、広島3-0ソフトバンク」(24日、マツダスタジアム)
広島がオープン戦最終戦を快勝で締めた。
打線は二回に奮起した。坂倉、堂林の連打で好機をつくると、上本、久保の2者連続適時打で2点を先制した。さらに六回にも坂倉が二塁打で好機を演出し、代打・松山が中前への適時打を放ち、いぶし銀の活躍を見せた。
大卒2年目の久保は2安打1打点でアピールに成功した。外野のレギュラーである秋山は左くるぶしの違和感で欠場中。開幕の出場が不透明な状況だけに、久保のアピールはチームにとっての好材料となる。一方でレイノルズ&シャイナーの新助っ人コンビはこの日も無安打に終わった。
シャイナーは45打数5安打0本塁打2打点、打率・111。レイノルズは39打数6安打1本塁打6打点、打率・154でオープン戦を終えた。
投手陣では先発・アドゥワが3回無失点。開幕3戦目の先発が見込まれる右腕が万全の投球を見せた。さらに体調不良で離脱していたセットアッパー候補の島内も10日・中日戦以来の登板で柳田、山川、近藤の強力クリーンアップを三者凡退に退けた。
育成ドラフト1位・杉田と岡田の育成2人は1回無失点で好救援を見せ、支配下昇格へアピールした。
チームはオープン戦は6勝8敗5分けで終えた。