広島 初の開幕投手・九里は7回3失点 試合つくるも度会に同点3ラン被弾「僕の投げミス。コースも高さも甘かった」

 3回、九里は度会(左)にプロ1号同点3ランを打たれる(撮影・佐藤厚)
 2回、梶原を三振に仕留め、吠える九里(撮影・佐藤厚)
 初の開幕投手を務める九里(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA4-3広島」(29日、横浜スタジアム)

 広島の九里亜蓮投手が自身初の開幕投手を務め、7回8安打3失点。粘投で試合はつくったが、相手の大型新人・度会に同点の3ランを被弾した。

 3点の先制援護を受けた直後の三回。不運な安打もあって、1死一、二塁のピンチを招くと、1番・度会に初球の高めに浮いたスライダーを捉えられて右翼への同点3ランを浴びた。「僕の投げミスですね。低めって言うより、コースも甘くて、高さも甘かった。ああいうところをしっかりやらないといけないと思います」。登板後には反省を口にした。

 それでも三回以外は相手打線に得点を与えず、ピンチでも粘りのある投球を見せた。11年目にしてつかんだ大役を終え、「変な緊張もなかった。監督さんにも『思い切っていってくれたらいい』と言われていましたし、代わるって言われるまではしっかり腕を振って投げていこうと思っていたので、ある程度それはできたのかなと思います」と前を向いた。

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