広島が今季初勝利 アドゥワが5回3安打1失点で先発では19年以来1699日ぶり白星 三回に田中が決勝弾

 「DeNA1-5広島」(31日、横浜スタジアム)

 広島が開幕からの連敗を脱出し、今季初勝利をつかんだ。レイノルズ、シャイナーが負傷で登録抹消された緊急事態の中、チーム一丸で白星をたぐりよせた。

 先発・アドゥワは5回3安打1失点。初回にいきなり宮崎の適時打で先制を許したが、最少失点にとどめた。二回以降は真骨頂である粘りの投球を見せた。序盤で味方が逆転に成功し、先発としては2019年8月6日・DeNA戦以来、1699日ぶりの白星を挙げた。

 打線は1点を追う二回に秋山の四球と坂倉の左前打で無死二、三塁の好機をつくると、田村の一ゴロの間に同点とした。さらに三回には1死から田中広輔が右翼ポール際へ勝ち越しの1号ソロ。昨季復活を果たしたいぶし銀がチームの窮地で光り輝いた。八回にも3安打を集中するなどして3点を追加した。

 試合前にはシャイナーが右手中指の剥離骨折、レイノルズが左肩痛で登録を抹消された。開幕3日目にして、助っ人野手2人を欠く緊急事態に見舞われたが、総力を結集させて接戦をものにした。

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