実戦復帰の広島・森下 次回登板は1軍の「可能性も」 2軍戦で今季最多87球6回2失点

 ウエスタン・阪神戦で実戦復帰した森下(撮影・畠山賢大)
 好守を見せた林(右)をねぎらう森下
 試合後に笑顔を見せる森下(撮影・畠山賢大)
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 「ウエスタン、広島3-2阪神」(5日、由宇球場)

 右肘の張りで開幕ローテから外れた広島の森下暢仁投手(26)が5日、ウエスタン・阪神戦(由宇)で実戦復帰した。先発して6回8安打2失点。最速は147キロを計測し、今季最多の87球を投じた。「良いところと悪いところがハッキリしていた。(球数は)しっかり投げられて良かった」と一定の満足感を得た。

 修正点が見つかったことが収穫だ。若手主体の相手に8安打を許し、四回と六回に1点ずつを失った。変化球が多めで、直球も外角が中心の配球。その分、打者に踏み込まれて安打される場面が目立ったが「直球を両サイドに使わないと抑えられないと感じた。そこをしっかり投げ切れたらいいんじゃないかと思う」と前を向いた。

 森下は当初、開幕2戦目の3月30日・DeNA戦(横浜)での先発が決定していたが、同23日のソフトバンクとのオープン戦登板後に右肘の張りを訴えた。開幕1週前で離脱することになり、「自分の調整不足でこういうことになっている。迷惑をかけているなという気持ち」と反省を口にする。

 ただ、下を向いているわけではない。「戻った時にチームの力になれるように」と右腕。高2軍監督は森下の次回登板が「体の状態を見て。上(1軍)もローテは6人いるから」と前置きした上で、「上の可能性もあると思う」と話した。今後も状態を見極めながら、自身の“開幕”の時を待つ。

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