広島・黒原が5回1失点で降板 前回登板はわずか3球で危険球退場 プロ初勝利は持ち越しも力投見せる

 5回、先制点を与えマウンドに戻る黒原(撮影・市尻達拡)
 中日戦に先発した黒原
 3回、三好の打球を処理する黒原(撮影・市尻達拡)
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 「広島-中日」(7日、マツダスタジアム)

 広島・黒原拓未投手が5回3安打1失点でマウンドを降りた。

 今季初登板だった3月30日のDeNA戦(横浜)では、初回先頭・度会へ投じた3球目が、頭部付近に直撃。危険球で退場となっていた。

 注目された初回。先頭の三好は二ゴロ、田中は三ゴロに打ち取る。高橋への5球目には、この日の最速となる150キロを計測。最後はフルカウントからカットボールで空振り三振を奪い、小さくグラブをたたいた。

 三、四回は三者凡退に抑え、順調かと思われた五回。1死一塁から、宇佐見に左中間を破られる適時二塁打を浴び、先制点を献上。初球の外角直球をうまく運ばれた。その後のピンチはしのぎ、試合を作って、降板となった。

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