広島・九里 またも今季初勝利ならず 6回2安打無失点、109球の力投も打線の援護なく 雄たけびあげながらの熱投も
「広島-巨人」(19日、マツダスタジアム)
広島の九里亜蓮投手が6回2安打無失点、109球の快投を見せた。しかし打線からの援護がなく、今季初勝利はまたしてもお預けとなった。
今季4戦目の登板となった右腕は初回から気合十分。2死から門脇を空振り三振に斬ると、雄たけびをあげた。四回は2死一、二塁のピンチを招くも萩尾を遊ゴロに仕留めて得点を許さなかった。
五、六回も得点圏に走者を背負うも無失点。前回登板の12日の同戦で六回途中9失点KOされた雪辱を果たす投球となった。
しかし、打線も相手先発・戸郷の前に苦戦。援護ができず、九里の今季初勝利はお預けとなった。右腕は自身初開幕投手を務め、今季は試合前の時点で0勝2敗となっている。