広島・二俣翔一 球団高卒育成出身選手初となる本塁打「反応で打てた」

 記念のボールを手にする二俣(撮影・園田高夫)
 プロ初アーチの二俣(左)を祝福する新井監督(撮影・園田高夫)
 2回、本塁打を放った二俣(99)を迎える新井監督(右)
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 「ヤクルト9-8広島」(25日、神宮球場)

 広島・二俣翔一内野手(21)が球団高卒育成出身選手で初アーチとなる、プロ初本塁打を放った。

 「7番・左翼」でプロ初スタメンを果たした二俣。1点リードの二回2死走者なし。カウント1-1からヤクルト・高橋奎のカーブにうまく反応した。打球はカープファンで赤く染められた左翼スタンドに着弾。「今日の試合前の練習で、目付を高めにしようと取り組んでいた。カーブだったんですけど、反応で打てた」と振り返った。

 六回には先頭で四球を選び、秋山の適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。「四球もそうですけど、得点につながっている。あのような打席を増やしたい」と先を見据えた。

 2020年度育成ドラフト1位で磐田東から入団。22年のオフに支配下登録され、今季がプロ4年目。19日・巨人戦(マツダ)では代打でプロ初安打をマークしていた。

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