広島・矢野 直近10戦中8戦スタメンと好調の秘けつ明かす 広島県内のトレーナーから教えられた体幹トレ

 “瞑想トレ”でレギュラー定着への視界は良好だ。広島の矢野雅哉内野手(25)が29日、今季の好調の秘訣(ひけつ)を明かした。今年から目を閉じたままでの体幹トレーニングを取り入れ、「今ずっと良い感じにきている中で、そのトレーニングも生きていると思う」と手応えをにじませた。

 目を閉じた状態での体幹トレは自身が慕う広島県内のトレーナーから教えてもらい、今年から始めたもの。起床後や練習前に毎日欠かさず取り入れており、「目を開けた状態だったら、自分の感覚でやりやすいけど、目をつぶってやることによって、自分の感覚とズレることが多い。頭の感覚と体をちゃんと一致させて野球の練習に入っている」という。

 直近は10試合中8戦でスタメン起用されている。プロ入り以降初めて継続的に試合に出続け、「自分の感覚と、やっていることがちょっと違うズレが出てきていることもある」。そんな中で感性を研ぎ澄ませてズレを発見できる“瞑想トレ”が効果を発揮している。

 「疲れというよりも今出られていることが、1番楽しいと思えることができている」と充実感を漂わせる矢野。類いまれな守備力は誰もが認めるところだ。課題は「バッティング」と自覚し、レギュラー定着への道をまい進する。

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