“得点圏の鬼”広島・小園がまた打った! 2点タイムリーで逆転に成功 九里登板時には5試合ぶり援護点
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「広島-巨人」(18日、マツダスタジアム)
広島の小園海斗内野手(23)が2点適時打を放ち、逆転に成功した。先発・九里亜蓮投手(32)を勇気づけるタイムリーが生まれた。
二回に2点を先制され迎えた四回。赤星に対し、2死一塁から「7番・三塁」で今季2度目のスタメンに抜てきされた羽月隆太郎内野手(24)が左翼の頭上を越える適時二塁打をマーク。1点差に詰め寄った。
さらに五回。先頭の林が左翼線への二塁打で出塁すると新井監督は、早くも代走・大盛を起用。その後2死二、三塁とすると、この日は3番で起用された小園が左前に2点タイムリーを放ち、逆転に成功。前日の試合までは7試合連続で4番に座り、5試合で決勝打を放っていた“得点圏の鬼”がまた大仕事をやってのけた。
九里の登板時には4試合連続で無得点と、なかなか打線が援護できていなかった。その影響もあり、ここまで7試合に登板するも、0勝4敗。初勝利に向け、粘りの投球を続ける右腕に大きな援護点をプレゼントした。