広島先発・アドゥワが6回途中3失点でリーグトップタイ4勝目の権利 2番手・森浦はピンチで3者連続三振奪う好救援

 1回、泉口の打球を指さすアドゥワ(撮影・市尻達拡)
 1回、左中間へ3ランを放った末包はアドゥワとタッチする(撮影・市尻達拡)
 6回のピンチをしのぎ、グータッチをする森浦(撮影・市尻達拡)
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 「広島-巨人」(19日、マツダスタジアム)

 広島の先発・アドゥワ誠投手が5回0/3を4安打3失点で降板した。今季自己最多98球を投じ、リーグトップタイの4勝目の権利を持ってリリーフにバトンを託した。

 初回はいきなり先頭の丸に四球を与えるなどして、2死一、二塁のピンチを迎えると、坂本に先制の適時二塁打。さらに萩尾にも中前への適時打を食らい、3失点での滑り出しとなった。今季の過去5登板でも初回に走者を背負っており、立ち上がりの課題が露呈した。

 しかし、その直後に打線が末包の3ランなどで逆転。二回以降は立ち直り、六回の岡本和の内野安打まで安打を許さない投球を披露した。5点リードの六回は無死一、二塁で降板するも、2番手・森浦が坂本、萩尾、山瀬の右打者を3者連続三振に斬る好救援を見せた。

 今季のアドゥワは試合前の時点で5試合に登板し、3勝1敗、防御率2・70の成績を残している。

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