広島 4連勝で首位・阪神に0・5差 貯金4は今季最多 床田がリーグトップタイ5勝目

 3回、3ランを放った末包(中央)を笑顔で迎える床田(撮影・田中太一)
 3回、末包は3ランを放ちナインとタッチする(撮影・市尻達拡)
 3回、3ランを放った末包(52)を祝福する新井監督(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-2阪神」(21日、マツダスタジアム)

 広島が今季最長に並ぶ4連勝を飾り、首位・阪神に0・5ゲーム差に迫った。

 打線が序盤から効果的に得点した。初回は無死三塁で野間が先制の右前適時打。二回は無死一、三塁と攻めて8番・林が右前へ運び、2点目を奪った。2点リードの三回は1死一、三塁で末包がバックスクリーンへ2試合連続となる2号3ランを突き刺し、試合の主導権を大きく引き寄せた。

 末包にとって相手先発・村上は東洋大時代の2学年後輩。この日がプロ入り初対戦となり、二回先頭では左翼線二塁打で好機を演出。村上に対してこの日は2打数2安打3打点と、先輩の意地を示した。

 投げては先発・床田が好投を披露した。初回こそ2四死球で2死一、二塁のピンチを迎えたが、ノイジーを一飛に打ち取った。二回以降はリズムに乗り、アウトを積み上げた左腕。八回は安打と味方失策から無死満塁とされ、中野の適時打で1点を献上。さらに満塁から森下の犠飛で2点目を失ったところで、新井監督が交代を告げた。

 1死一、二塁で登板した2番手・島内は大山を中飛、ノイジーを二ゴロに打ち取って相手の反撃を食い止めた。結局、床田は7回1/3を6安打2失点(自責点1)。リーグトップタイの5勝目を挙げた。

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