広島 4連勝で首位に0・5差の新井監督 末包の存在に「プレッシャーが違うと思いますね」

 2回、生還した末包を迎える新井監督(撮影・田中太一)
 1回、野間の先制適時打で生還した秋山(9)とタッチを交わす新井監督(撮影・立川洋一郎)
 3回、3ランを放った末包(52)を祝福する新井監督(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-2阪神」(21日、マツダスタジアム)

 広島が今季最長に並ぶ4連勝を飾り、首位・阪神に0・5ゲーム差に迫った。

 序盤から攻撃陣が効果的に加点した。初回は先頭・秋山が初球を左中間へ運ぶ二塁打。三進して2番・野間が先制の右前適時打を放った。三回は1死一、三塁から末包がバックスクリーンへ2試合連続となる2号3ランでリードを広げた。投げては先発・床田が7回1/3を6安打2失点(自責点1)でリーグトップタイの5勝目。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

 (テレビインタビューで)

 -一、二回と好投手・村上投手から得点。

 「打撃陣もすごくいいアプローチをしてくれたと思いますし、打撃コーチ、スコアラーもいいサポートをしてくれたと思います」

 -末包の3ラン。

 「大きいですね。試合前練習でも『今日も打ちます』と彼が言っていましたけど、本当に打ちましたね。ナイスバッティングでした」

 -床田は八回途中2失点。

 「本当に今日も素晴らしいピッチングだったと思います。打ち取った当たりが内野安打になったり不運もあったけど、しっかり今日も投げてくれました」

 (ペン囲みで)

 -村上に対して、苦手意識なく入れたのでは。

 「苦手意識というか、昨年のMVPの投手ですし、そう簡単には点を取れない投手。対戦も多くなっていく中で色んなものがデータとして出てくるし、まずは攻撃陣はよく打って、点を取ってくれた。打撃コーチもスコアラーもいいサポートをしてくれた」

 -初回は秋山が勢いをつけた。

 「よーいドン、でしっかり捉えた当たりだったので、いい初回の攻撃だった」

 -末包が2試合連発。長打力のある選手が打線に入る好影響も。

 「もちろんそうよね。ウチの打線もそうだけど、相手バッテリーが嫌だと思う。『ひとつ間違ったらいかれる』と思ったら、ボールから入ってみようかとかね。甘く行ったら一発がある、長打があると思ったら慎重になるので。プレッシャーが違うと思いますね」

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