広島 4連勝で首位に0・5差の新井監督 末包の存在に「プレッシャーが違うと思いますね」
「広島6-2阪神」(21日、マツダスタジアム)
広島が今季最長に並ぶ4連勝を飾り、首位・阪神に0・5ゲーム差に迫った。
序盤から攻撃陣が効果的に加点した。初回は先頭・秋山が初球を左中間へ運ぶ二塁打。三進して2番・野間が先制の右前適時打を放った。三回は1死一、三塁から末包がバックスクリーンへ2試合連続となる2号3ランでリードを広げた。投げては先発・床田が7回1/3を6安打2失点(自責点1)でリーグトップタイの5勝目。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
(テレビインタビューで)-一、二回と好投手・村上投手から得点。
「打撃陣もすごくいいアプローチをしてくれたと思いますし、打撃コーチ、スコアラーもいいサポートをしてくれたと思います」
-末包の3ラン。「大きいですね。試合前練習でも『今日も打ちます』と彼が言っていましたけど、本当に打ちましたね。ナイスバッティングでした」
-床田は八回途中2失点。「本当に今日も素晴らしいピッチングだったと思います。打ち取った当たりが内野安打になったり不運もあったけど、しっかり今日も投げてくれました」
(ペン囲みで)-村上に対して、苦手意識なく入れたのでは。
「苦手意識というか、昨年のMVPの投手ですし、そう簡単には点を取れない投手。対戦も多くなっていく中で色んなものがデータとして出てくるし、まずは攻撃陣はよく打って、点を取ってくれた。打撃コーチもスコアラーもいいサポートをしてくれた」
-初回は秋山が勢いをつけた。「よーいドン、でしっかり捉えた当たりだったので、いい初回の攻撃だった」
-末包が2試合連発。長打力のある選手が打線に入る好影響も。「もちろんそうよね。ウチの打線もそうだけど、相手バッテリーが嫌だと思う。『ひとつ間違ったらいかれる』と思ったら、ボールから入ってみようかとかね。甘く行ったら一発がある、長打があると思ったら慎重になるので。プレッシャーが違うと思いますね」