イチロー氏が「インパクトがあった」同じ打球感持った広島の右長距離砲とは 「高い気持ちのいい打球。これは才能」人柄も絶賛

イチロー氏
WBCの新井貴浩=2006年
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 元メジャーリーガーのイチロー氏(50)が27日、人気野球ゲーム「プロ野球スピリッツA」において、12球団の監督、コーチから選手を選出する「イチローセレクション」を発表。同日は公式YouTubeチャンネルでセ・リーグ編が公開された。イチロー氏は「悩んだね。同世代とか一緒に対戦したり、プレーした選手を選びました。悩んだね」と明かして、セ各球団から選んだ選手を発表していった。

 広島からは現監督の新井貴浩氏を選出。06年WBCでともに戦ったこともあり「僕が記憶してるのはWBCの練習の時に福岡だったと思うんですけど、並んで打ったことがあったんですよ」と、振り返ったイチロー氏。「僕、角度をつけて飛ばしにいくでしょ。ああいう角度を持ってる人ってあんまりいないんですよ。実は。例えば松井秀喜、それないんですよ。ホームランバッターだけど、打撃練習したら、この高い打球で、ホームラン打つ選手じゃないんですよ。割と低いのでいくタイプ。僕は高く上げてスピンかけて飛ばす練習をするんだけど、新井がそれ、高いの打つんですよ。これは才能だなと思いました。本人のスタイルかは分からないけど、意識したとしてもできるものじゃないから。でも新井はね、高い気持ちの良い打球を打つんですよ。それは結構インパクトがあって」と、自身と同じ打球感に驚いたという。「やっぱり高い打球を打てるっていうのは才能だと思うから。インパクトあったね」と、うなずいた。

 また、人柄についても「すごくよかった」と明かし、「プライベートでたまたま会った時の雰囲気もずっとああいう感じ。だから稲葉さんに通ずるところはあるかもね。いつ、どこで会ってもあの感じ」と笑顔を浮かべた。

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