「広島２－１オリックス」（２８日、マツダスタジアム）

　広島が競り勝ち、今季３度目の４連勝。阪神を勝率で上回り、今季初の首位に浮上した。

　先発・床田は粘りの投球を披露。四回１死一塁で昨季までのチームメート・西川に左前打を浴びて一、三塁とされ、頓宮の犠飛で１点を献上したが後続を打ち取った。同学年の西川には２安打を許したが、７回１失点にまとめ、６勝目を挙げた。

　床田はお立ち台で、「セ・リーグの時じゃなくパ・リーグの時にもっと打ってほしいなと思います」とニヤリ。この日、古巣凱旋となった西川に拍手と歓声を送っていたファンからは笑いが起こった。

　首位に立つのは昨年７月２７日以来で、貯金は今季最多の６。交流戦初戦の白星発進は２０１７年以来となった。

　今月４戦４勝とチームを引っ張っている床田は「野手が点を取ってくれているので、そのおかげで勝てたと思います」とうなずいた。