広島 6勝目の床田 5月は4戦4勝「まだ始まったばかり」元同僚・西川の2安打悔やむ「抑えたかった」

 オリックスに勝利し、お立ち台でポーズをとる広島の床田(右)と末包
 オリックスに勝利し、ファンとタッチする床田(左)と末包
 先発し力投する床田(撮影・市尻達拡)
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 「広島2-1オリックス」(28日、マツダスタジアム)

 広島の床田寛樹投手(29)が、7回8安打1失点の粘投で、両リーグ最多の6勝目を手にした。

 初回に2点の援護をもらうも、走者を背負う投球が続いた。四回は1死一、三塁から頓宮にフェンス際まで運ばれる犠飛を許し、1点差に。「今日は全然良くなかった」と振り返るも要所を締めた。

 七回1死二塁のピンチでは太田を三ゴロに打ち取ると、福田に対しては内角のツーシームで空振り三振。ピンチを脱出し、なんとかリードを守った。結局、三者凡退のイニングはなし。それでも「相手もいいピッチャーだったので、何とかその2点で守り切れるようにと思って投げていました」と試合をつくった。

 昨季まで同僚だった西川には2安打を浴びた。「悔しい…。でもカーブやし、打たれたの。まあまあ、負け惜しみで、抑えたかったですね」と苦笑い。対戦を楽しんだ様子だった。

 5月は4戦4勝と安定感抜群だ。「まだ始まったばかり。しんどい時期もくると思う。そこでなんとか踏ん張れるように、日頃のケアをしっかりしていければいいかなと思います」と床田。火曜日の“週頭”を任され、各チームのエースとの投げ合いが続く中で、申し分ない好投が続いている。

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