元広島・木村昇吾氏 大谷翔平が打撃練習で使用したクリケットバットを古巣に寄贈 「野球界のためになったらいいなと思う」現在はクリケット選手

 古巣の広島にクリケットバットを寄贈した木村昇吾氏(右)とバットを受け取った松山
 クリケットのバットでティー打撃をする森(撮影・市尻達拡)
 クリケットのバットでティー打撃をする森(撮影・市尻達拡)
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 元広島で現在は野球解説に加えて、クリケット選手としても活動する木村昇吾氏が30日、マツダスタジアムを訪れ、広島球団にクリケットバットを寄贈した。

 クリケットはイギリスで誕生し、インドなどで盛んなスポーツ。ボールをバットで打つという点で野球と似ているとされる。今回はメジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平がクリケットバットを使った打撃練習から復調したということがあり、木村氏が寄贈を決意。「大谷君がクリケットのバットを使って調子を取り戻したということがあった。僕がクリケットをやっているので、カープさんに寄付させていただけたらと思って。野球界のためになったらいいなと思うし、(クリケット)普及の一翼を担えたらと思う」と経緯を明かした。

 クリケットバットを使用することで“面”でボールを捉える練習ができるという。テニスラケットなどよりも野球のバットに近い感覚で、練習に取り組めるメリットがある。寄贈式には松山が出席し、「練習で使えるということなので、取り入れてみようと思います」と語った。

 クリケットバットはオリックス球団にも寄贈され、早速試合前練習で森友哉がクリケットバットを使ったティー打撃に取り組んだ。

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