「広島－オリックス」（３０日、マツダスタジアム）

　５連勝中の広島が５戦連続先制点を奪取した。

　０－０で迎えた二回は１死から宇草が死球で出塁。次打者・石原の打球は三塁手正面のゴロで併殺かと思われたが、三塁手からの送球を受けた二塁手・太田が後逸し、１死一、三塁の好機となった。

　ここで打席を迎えた投手・九里は犠打を敢行。三走・石原が打球を見て本塁に突入すると、打球を捕球した投手・斎藤が本塁へ悪送球（記録は犠打野選、本塁生還と打者走者の二塁進塁は投手の失策）。相手のミスに乗じて無安打で先制点を奪った。

　その後２死満塁まで好機が拡大するも菊池が遊飛に倒れて１点止まりだった。それでもチームは２５日・ＤｅＮＡ戦（横浜）から５戦連続で先制点を記録する結果となった。