広島 連勝ストップ 守備の乱れで一挙5失点 6回無失点の九里の勝ち消える

 選手交代を告げる新井監督(撮影・市尻達拡)
 6回無失点と好投した九里(撮影・市尻達拡)
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 「広島2-8オリックス」(30日、マツダスタジアム)

 広島が終盤の七回に一挙5失点で逆転を許し、連勝が5で止まった。2位・阪神も敗れたため首位はキープした。

 広島は二回に死球と失策で1死一、三塁の好機を迎えると、投手・九里が犠打。これが投手・斎藤を本塁悪送球も誘う野選となり、無安打で先制に成功した。さらに四回1死三塁で九里が右翼への犠飛を放ち、加点。九里は2打席連続の打点で自身初のシーズン複数打点となった。

 右腕は投げても6回3安打無失点の好投。四回まで毎回走者を背負う投球となり、四回は無死満塁のピンチを背負うも、横山聖を一ゴロ本塁併殺、斎藤を空振り三振に斬って無失点でしのいだ。

 しかし、2-0の七回に救援陣が乱調。2番手・矢崎が1点差に詰め寄られてマウンドを降りると、3番手・塹江も流れを止めることができずに逆転を許し、一挙5失点。九里の2勝目が消える結果となった。

 31日からは敵地・みずほペイペイドームでソフトバンクとの3連戦。両リーグの首位同士が相まみえる。

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