逆転負けの広島・新井監督 小園の守備に「本人も反省していると思うので、もう二度とないと思います」

 7回、頓宮へ押し出し球を与え、ベンチでじっとグラウンドを見つめる新井監督(撮影・市尻達拡)
 7回を終え、黒原(左)を迎える塹江(撮影・市尻達拡)
 1回、空振り三振に倒れた小園(撮影・市尻達拡)
3枚

 「広島2-8オリックス」(30日、マツダスタジアム)

 広島は終盤の七回に一挙5点を失い逆転負け。連勝が5で止まったが、2位・阪神も敗れたため首位はキープした。

 先発・九里が6回無失点と好投。だが2点リードの2番手・矢崎が1点差に詰め寄られてマウンドを降りると、3番手・塹江も流れを止められなかった。

 満塁から太田に2点右前打を浴びて逆転を許すと、中継プレーに入った一塁・坂倉が三塁へ悪送球。三塁・小園が送球から目を切っていたこともあって一走・西川の生還も許してしまった。

 31日からは敵地・みずほペイペイドームでソフトバンクと3連戦が控えており、両リーグ首位対決に挑む。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -これまで頑張ってきた中継ぎ陣、守備にほころびが出た。

 「ブルペン(陣)はいつも頑張ってくれているので、こういう日もあると思う。また明日から頑張ってもらいたい」

 -先発・九里は粘りの投球。

 「粘って、ゼロで抑えているわけだからね。ゼロでしっかり試合をつくってくれたと思います」

 -打席でも粘った。

 「彼はマウンドだけでなく、打席でも気持ちが出る選手なので。食らい付いて行ったと思う。また宇草が打撃だけじゃなく走塁でもすごくいいものを見せてくれている。そこは収穫だと思う」

 -小園は打撃では思い切りいいが、三塁守備は消極的な姿勢が目立つ。

 「そこら辺はずっとショートをやっていたから、サードに慣れるのに時間がかかると思うし、ショートとサードは別物だと思っている。エラーとかは使っている監督の責任なので、そこは全然気にしなくて良いと思います。また練習して慣れていってもらいたい」

 (続けて)

 「ただ、やらないといけないことは、それとはまた別。インプレー中にボールから目を切っちゃいけないということは。それは本人も反省していると思うので、もう二度とないと思います」

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス