広島 サヨナラ負けで首位陥落も新井監督「一回追いついて収穫もあった試合」と前向く【一問一答】

 選手交代を告げる新井監督(撮影・市尻達拡)
 9回、右越え3ランを放った田中はナインとタッチを交わす(撮影・市尻達拡)
 延長10回、近藤健介にサヨナラ右越え2ランを浴びた島内は、スコアボードを見つめる(撮影・市尻達拡)
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 「ソフトバンク5-3広島」(2日、みずほペイペイドーム)

 広島が今季3度目のサヨナラ負けを喫し、首位陥落。3度目の同一カード3連敗で、4連敗となった。

 3点を追う九回2死一、二塁で途中出場の田中が同点3ラン。土壇場で追い付くも、延長十回2死一塁で島内が近藤にサヨナラ2ランを浴びた。チームはこれで2018年の日本シリーズを含め、ペイペイドームでは2分けを挟んで10連敗となった。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

 ◇  ◇

 -九回2死から追い付いた。

 「本当に広輔、よく打ったよね。素晴らしいホームランだったよね。ベテランの技術と経験と、決め。広輔の強みでもある“決める”ことができるから。技術と経験が詰まったすごいホームランだったと思います」

 -小園、石原が安打でつないだ。

 「みんな3点差になったけど、ベンチはあきらめていなかったから。そういう雰囲気だった。負けはしましたけど、たくさん収穫もあった試合だったかなと思います」

 -最後は島内が近藤に試合を決められた。

 「しょうがないよ。追い込んでから、あの高さの球をホームランにされるんだから、これはもう相手を褒めるしかないです。あれはしょうがないです」

 -五回2死でアドゥワから2番手・塹江にスイッチ。早めの継投はプラン通りか。

 「プラン通りではないけどね。日曜日だから中継ぎを使いやすいというのもあったけど、今日(のアドゥワ)は制球に苦しんでいるように見えたので。中盤から終盤にさしかかっているところで、次の1点を取られるとキツいと思ったので、ちょっと早めにチェンジしました」

 -2死走者なしで継投に。

 「あそこはもう決めていた。栗原くんのところで。2アウトを取っていても行くよというのは決めていた」

 -今3連戦は中軸の小園と末包に打点がなかった。

 「いつもいつも、打てるわけじゃないしね。またバッティングには波があるので絶対にね。またいい経験にして、成長してもらいたい」

 -火曜日から本拠地で日本ハム、ロッテと6連戦。

 「負けはしましたけど、一回追い付いて収穫もあった試合だった。また、あさってからしっかり頑張りたい」

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