「広島－日本ハム」（４日、マツダスタジアム）

　広島の床田寛樹投手（２９）が７回９安打４失点（自責点３）で降板した。

　三回までは１人も走者を出さず、日本ハム打線をわずか２０球で片付ける最高の立ち上がりを見せた。

　しかし、四回。先頭の水谷に初安打となる右前打を浴びると、その後２死二、三塁のピンチを招く。ここで試合前の時点でパリーグ首位打者に立つ田宮に左前適時打を浴び、先制点を献上。さらに続く万波にも左前適時打を浴び、この回２点を失った。

　五回は簡単に２死を奪うも、松本に中前打を許すと、郡司には右中間への適時二塁打を浴び、３失点目。六回には自らの失策も絡み１点を失った。七回２死一、二塁のチャンスで代打・松山を送られ、交代となった。

　ここまでリーグトップタイの６勝をマークしていた安定感抜群の左腕でも、４連敗中の悪い流れを止めることは出来なかった。