広島が今季10度目の完封負けでワースト5連敗 床田は7回4失点で3敗目

 6回、水野の送りバントを一塁へ悪送球した床田(撮影・市尻達拡)
9回、ナインを鼓舞するかのように手を叩く新井貴浩監督(撮影・市尻達拡)
 2回無死一塁で二飛に倒れ、顔をしかめる坂倉(撮影・市尻達拡)
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 「広島0-5日本ハム」(4日、マツダスタジアム)

 広島が今季10度目の完封負けで、今季ワーストの5連敗。本拠地に戻っても悪い流れを変えることは出来なかった。

 打線は相手先発・北山の前に五回まで末包と床田が放った2安打のみと沈黙。六回以降も力強い直球を投げ込む日本ハム投手陣を前に、一矢報いることは出来なかった。

 先発の床田はリーグ単独トップの7勝目をかけたマウンド。三回までは、1人の走者も出さず、わずか20球で日本ハム打線を封じ込んだ。

 しかし、四回2死二、三塁のピンチを招く。ここで試合前の時点でパリーグ首位打者立つ田宮に左前適時打を浴び、先制点を献上。さらに続く万波にも左前適時打を浴び、この回2点を失った。五、六回にも1点ずつを失い、7回9安打4失点(自責点3)で降板。勝てば自身最長の5連勝だったが、要所を締めることが出来なかった。

 広島の無得点試合は13試合目で、昨年シーズンに早くも並んだ。

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