連敗ストップの広島・新井監督「本当、頼りになるベテランの皆さん」秋山先頭打者弾田中2打点を称賛

 8回、追加点を奪い、ベンチで白い歯をみせる新井監督(撮影・市尻達拡)
 連敗が止まり、勝利のタッチを交わす秋山と森下(撮影・市尻達拡)
 8回、田中は右犠飛を放つ(撮影・市尻達拡)
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 「広島6-0日本ハム」(5日、マツダスタジアム)

 広島が今季6度目の完封勝ちで連敗を5で止めた。初回、秋山がバックスクリーン左へ初球先頭打者弾。現役選手では最多となる通算23本目の先頭打者本塁打で、山崎裕之を抜いて歴代9位に浮上した。チームは55イニング連続で適時打が出ていないが、この日は6点を奪った。

 先発・森下が8回無失点の快投で5勝目。チームは交流戦3勝4敗で6月初勝利となった。試合後の新井貴浩監督(47)は以下の通り。

 ◇  ◇

 (テレビインタビューで)

 -連敗ストップ。

 「まずは何と言っても森下ですよね。今日も素晴らしいピッチングだったですし、アツ(会沢)もナイスリードだったと思います」

 -打線は初回に秋山選手が本塁打。

「チームも連敗中だったですけど、初球でホームランを打ってくれて、チームに力をくれる、そんな先頭打者ホームランだったと思います」

 -今日の勝利で監督通算99勝目。100勝に王手となった。

 「そうなんです?特に何もございませんけれども、選手に感謝したいと思います」

 (ペン囲みに移り)

 -森下投手は八回を終えて球数115球。

 「球数的にもね。次(九回)いかせたら、130球ぐらいになるかもしれないので、あそこは、ご苦労さんと。彼も『俺で(連敗を)止めてやると思ってくれていたと思うし。素晴らしい投球だったし、アツもナイスリードだった」

 -前日が完封負けで連敗中の中、秋山が初球を最高の結果につなげた。

 「そうだね。こういう状況だったので、アキの先頭打者初球ホームランというのは、チームに力と勢いをくれた。あと広輔も(2犠飛で)いいところでいいバッティングしてくれたし。キクも、ピンチですごいプレーで失点を防いでくれた。アツもリードで引っ張ってくれた。本当、頼りになるベテランの皆さんだなと思います」

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